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忘れられない
お客様との経験とは?
他の接客とは何が違う?

時計販売の魅力を
紹介します。

東邦時計グループで働く魅力を語る
クロストーク

華やかに見えるラグジュアリーな世界の裏には、日々の努力や挑戦、そしてやりがいが詰まっています。
今回は社歴や職場が異なる3人の先輩社員が、仕事の楽しさや成長の瞬間、そして仲間との支え合いについて本音で語ります。

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お客様の人生の
大切な瞬間に立ち会う
忘れられないストーリー

時計を購入する瞬間は、人生の特別な節目や、
大切な思い出をさらに輝かせる時間です。
私たちはその瞬間に立ち会い、
お客様と喜びや感動を分かち合えることを
何よりの喜びと感じています。
ここでは、そんな忘れられないエピソードを
ご紹介します。

ホンモノを受け継ぐ

特別な日の決意

入社して間もないある夏の日、店舗に一人の男性のお客様が来店されました。20代後半の男性のお客様で、私がお声がけすると「今日、息子が生まれたんです」と少し照れくさそうにお話してくださいました。

そして、「息子が20歳になる日にプレゼントする時計を買いたいのです」とお話しくださいました。今日という特別な日の感動を形として残し、将来息子さんに贈ることで、特別な思い出を伝えたいという、深い愛情と決意が感じられるお言葉でした。

歴史ある時計との出合い

私はお客様にオメガの時計をご提案いたしました。この時計は、オメガの中での歴史的なモデルであり、特別なストーリーが込められています。7月に生まれた息子さんの未来を見守るのにふさわしい、時代を超えて愛されるデザインです。この時計の背景と意義をご説明すると、お客様は深く頷かれ、「これなら、息子にふさわしいですね」と喜んでくださいました。

愛と絆の象徴として

「息子さんが20歳になられた時、この時計を身につける姿を楽しみにしております」とお伝えすると、お客様は心からの笑顔を見せてくださいました。この時計は、単なる贈り物ではなく、父親から息子へと受け継がれる愛と絆の象徴となりました。私にとっても、お客様とのこのひとときは、心温まる特別な思い出であり、未来への希望を感じる忘れられない時間となりました。

人生の節目を彩る

特別な贈り物

20代後半の男性のお客様が、結婚を控えた大切な贈り物を探しに来店されました。初めはジュエリーをお探しで、「指輪をプレゼントしようと考えている」とお話しされましたが、なかなか決断に至らず迷われている様子でした。その後、ふと腕時計に目が留まったとおっしゃり、結婚の贈り物として時計も選択肢に加えていただきました。私は、「最近は結婚の記念に指輪だけでなく時計を選ばれる方も増えている」とお伝えしました。

一生に寄り添う時計としてのご提案

ジュエリーは身に着ける機会が限られるかもしれませんが、「時計は日常的に自分の目に入るものであり、長くご愛用いただけるモデルです」とご説明しました。そして、結婚の節目にふさわしいカルティエの時計をご提案しました。この時計は、ストラップをお好みで付け替えることができ、長くご愛用いただけるモデルです。お客様も「長く使えるアイテムとしてぴったりですね」と、結婚生活を共にする時計のイメージが膨らんだご様子でした。

プロポーズの成功と共に

その後、プロポーズが無事成功したというご報告と共に、色違いのストラップを注文したいと再び来店されました。その際、「この時計をあなたに勧めていただいて本当に良かったです」とおっしゃっていただき、私も心から嬉しく感じました。お客様の人生の特別な瞬間に立ち会い、時計がその一部となれたことは、私にとっても大変感動的で、この仕事のやりがいを強く感じた瞬間でした。

時を奏でる

趣味を通じた意外なご縁

私が担当するブランドの売場に、フルートのケースらしきものを手にされた40代の男性のお客様が来店されました。楽器についてお尋ねすると、「趣味でフルートを習っています」とお答えくださり、「実は私も学生時代に吹奏楽部で楽器を演奏していた」とお伝えするとことから、すぐに話が弾みました。その日は、手の込んだ模様が美しい文字盤の時計を興味深くご覧になりながらもご購入には至りませんでしたが、お客様と心温まる会話を交わすことができました。

忘れられないご購入の瞬間

その後、私のお休みの日にお客様が再来店され、先日ご案内したシチズンの時計をご購入いただきました。お渡ししていた名刺をお持ちいただき、私に伝言まで残してくださいました。それ以降、ご来店いただくたびにお声がけくださるようになり、「演奏会の特別な日にこの時計を着けさせてもらっています」とうれしそうに教えてくださることもありました。この時計が、お客様にとって特別な日を彩るアイテムになったことが、私にとっても大きな喜びでした。

接客を通して生まれるやりがい

その後もお客様はさらに2本の時計をお求めくださりました。少しずつお話を重ねる中で、お客様のお好みや趣味をより深く知ることができました。お客様との会話やつながりを大切にしながら、その方にふさわしい商品を提案することができるのは、接客の醍醐味であり、私にとってのやりがいです。何気ない会話から生まれるご縁と信頼が、時計を通して続いていくことを実感し、日々感謝の気持ちをもってお客様と向き合っております。