仕入れも接客も、
任されて気づいた
仕事の面白さ。
現在の仕事内容について
教えてください。
接客+仕入れ+売場づくり。
幅広く任されるのが面白い
現在は接客に加えて、担当ブランドの仕入れ・商品管理・営業担当とのやり取り・ディスプレイ設計までを任されています。
お客様に時計を販売するだけでなく、「どんな商品を仕入れるか」「どう見せるか」といった売場全体を設計する立場でもあります。仕入れの判断や売場構成の提案が、そのまま売上に直結する。 そこにやりがいを感じています。
仕入れ対応の面白さや難しさは?
自分の判断が売上に影響する。
責任とやりがいが両立する仕事
時計を「売る」ための準備は、実は裏側にこそあります。
商品の仕入れは、ブランドの営業さんから「このモデルを入れてほしい」と言われたままを行うのではありません。予算や在庫の状況を見て、自分の判断と売場の現状を照らし合わせながら、提案・交渉する力が求められます。
「これはいける」と思って提案し、仕入れたモデルが、しっかりお客様に受け入れられ、自分の目利きと提案が数字として返ってくる。責任とやりがいは両立する、そんな瞬間があるからこそ、面白いです。
接客で大切にしていることは
何ですか?
“売る”のではなく、
“好きになってもらう”提案を
商品の魅力を伝えるとき、ブランドの良いところだけを並べるのではなく、「友人を紹介するような感覚」を大事にしています。
「この時計、いいですよ!」と押しつけるのではなく、「こういう魅力があるけど、こんな特徴もありますよ」と、自然体で伝えることでお客様も受け入れやすくなると思っています。
また、経験を重ねる中で、単に商品をご紹介するのではなく、お客様のライフスタイルや装い、価値観に合わせたご提案ができるようになりました。
例えば「このご着用シーンであれば、こういった素材のコンビネーションがおすすめです」とお伝えすることで、より納得いただけるお買い物体験を提供できるようになりました。
自身の成長を実感できた
エピソードがあれば教えてください。
お客様の想定を超える提案で、
満足してもらえた瞬間
あるお客様は、最初まったく違うモデルに興味を持たれていました。でも話を重ねるうちに、「この時計の方が似合うかもしれません」と思い切って別のモデルをご提案したところ、最終的にそちらを選んでいただけました。
自分の提案が、お客様の決断につながった。そんな瞬間が、この仕事を続けていてよかったと感じる場面です。
前職の経験は、今にどう活かされて
いますか?
全く違う業界でも、“人と向き合う力”は通じる
前職は塾講師で、生徒や保護者との信頼関係づくりが中心でした。その経験は、今の接客にも活きていると思います。また、転職のきっかけにもなったカフェでのアルバイトでは、接客への苦手意識がなくなりました。
まったく違う業界でも、人との向き合い方や伝え方の経験は、しっかり活かせる。そう実感しています。
入社当初、不安はありましたか?
どう乗り越えましたか?
先輩たちのサポートが、
自信と成長のきっかけに
入社当初は、もちろん不安はありました。「高級時計なんて、自分に売れるのか」と不安でいっぱいでしたが、先輩方が丁寧に教えてくださったおかげで、知識と経験が自然と自信につながっていきました。
気づけば、新卒社員のトレーナーを任せてもらえるようになり、自分も誰かを支える側になってきたんだなと感じています。
また、年齢や社歴に関わらず意見をしっかり聞いてくれる風土があり、若手にも役割を与えてくれるので、早い段階から成長を実感できる環境だと思います。
今後の目標について教えてください。
売場全体を動かせる存在に、
そして“教える力”も磨きたい
今後は売場全体を円滑にまわすサポート役として、後輩や先輩の動きにも目を配れるようになりたいです。担当ブランドだけでなく、売場全体に貢献できるような視点を育てていきたいですね。
また、トレーナーとしても「厳しすぎず、甘すぎず」、後輩の成長を支える存在になれればと思っています。