お客様もスタッフも、
心から笑顔になれる店舗を
目指して
仕事内容について教えてください
お客様との関わりを大切に、新人にもその姿勢を伝えています
私は、接客が何よりも好きです。お客様との対話の中で、その方にとって特別な一本を見つけるお手伝いができることに大きなやりがいを感じています。ブティックでの接客に加え、新人研修も担当してきましたが、そこで大切にしていたのは「ただ商品を売るのではなく、お客様に寄り添うこと」の重要性です。お客様がどんな思いで来店されたのか、どんな価値を求めているのかを感じ取り、その思いに応える接客を心がけています。新人にも、その姿勢をしっかりと伝えるように努めています。
新入社員の研修で
重視していたことは何ですか?
ブランドの想いを伝えること
新人研修では、ブランドの想いをしっかりと伝えることを重視しています 。時計の知識だけでなく、その背後にある歴史や価値観を理解してもらうことが大切です。お客様に商品を通してブランドの理念を伝える姿勢を大切にしています 。
入社して驚いたギャップは
ありましたか
店頭に立つ接客以外の付帯業務が多いこと
入社して感じた一番のギャップは、販売だけではなく付帯業務が多いことでした。私は以前ジュエリー業界で働いていたため、接客中心の業務を想像していたのですが、実際には売上管理やパソコンを使った業務、他のスタッフのサポートなど、多岐にわたります。これは新人にとっても最初は驚く点かもしれませんが、すべての業務が販売に直結しており、ブティック全体を円滑に運営するためには欠かせないものです。
入社後に身に付いたスキルについて
教えてください
社会人としてのマナーやコミュニケーション
入社してから身についたスキルとしては、接客スキルだけではなく、社会人としてのマナーやコミュニケーション能力が挙げられます。それらは大きく向上しました。 様々なお客様を対応するにはたとえば、言葉遣いはもちろん、話題選びや、迅速な対応が求められます。常にアンテナを張り、 さまざまな分野の知識を吸収する姿勢が身につきました。また、先輩や同僚と協力しながら業務をこなす中で、連携力やチームワークの重要性も学びました。
高級時計ならではの魅力や
他ブランドとの違いを教えてください
お客様との特別な関係が築ける喜びがあります
高級時計は長期的に使われ、代々受け継がれることが多いので、お客様との関係も長く続きます。商品以上に、信頼や思い出を一緒に築いていけるのが、この仕事の魅力だと感じています。特に当社では、お客様との絆を大切にしています。お客様が再度訪れてくださるのは、誠実にお話を聞き、真心を込めてご提案することが大切だからです。
「日本のオトナをカッコよく」
について
接客を通じてビジョンを体現する喜び
「日本のオトナをカッコよく」というミッション は、私にとってとても共感できるものです。時計は単なる時間を知る道具ではなく、身に着けることでその人の魅力を引き出すアイテムです。特に高級時計は、オトナとしての品格や個性を際立たせるものだと思います。
「カッコよさ」とは外見だけではなく、誠実で正直な振る舞いや、所作、話し方に表れるものだと考えています。私は一緒に働くスタッフに対しても、日々の所作や言葉遣いに気を配り、プロフェッショナルとしてのお客様との信頼を築くことを大切にしています。高級時計を通じてお客様にホンモノの価値を提案し、内面から輝くカッコよさを引き出すのが、私たちの使命だと考えているからです。
資格取得をされたそうですね
時計の知識を深めるためにチームで励みました
歴史や構造、販売といった時計に関する幅広い知識を修得することができるCWC(Certified Watch Coordinator)資格の取得をしました。この資格取得は難しく、新しい知識を身につけるのに苦労しましたが、同僚と一緒に勉強することで乗り越えました。資格を取ってからは、自信を持ってお客様にご提案できるようになり、時計に関する知識も深まりました。また、当社には資格取得支援制度があり、サポートを受けながら成長できる環境が整っています。
今後の目標について教えてください
お客様もスタッフも、心から笑顔になれるブティックを目指して
私の目標は、スタッフ全員が自分の仕事を誇りに思い、心から楽しんで働けるブティックを作ることです。私自身、入社当初に尊敬できる先輩方の背中を見て成長してきました。その経験を基に、今度は私が後輩たちに、安心して成長できる環境を提供したいと思っています。スタッフが楽しんで仕事に取り組めば、その笑顔は自然とお客様にも伝わり、より良い接客が生まれます。お客様が「このお店に来てよかった」と心から感じていただけるような、温かい雰囲気のブティック運営を目指しています。
時計は末長く愛用できる品物です。その時間を共に過ごす大切なアイテムを通じて、お客様の人生に寄り添いながら、心を込めてこの仕事を続けていきたいです。